About
小児歯科とは
「歯医者は怖くない」を
小さい頃から育てる
小児歯科とは、乳幼児期から学童期(0歳〜中学生頃)のお子さまを対象に、むし歯の予防・治療・歯の発育管理・歯磨き習慣の形成を行う専門分野です。大人の歯科診療とは異なり、お子さまの「歯科への印象」を大切に育てることが何より重要です。
川村歯科クリニックでは、「いきなり治療しない」「子どものペースを最優先する」を基本方針とし、恐怖心を与えないやさしい診療を心がけています。歯科医院を「怖い場所」ではなく「なんとなく行くところ」と感じてもらえるよう、スタッフ一同工夫しています。
いきなり治療しない、慣らし優先
まず診療チェアに座ること、口を開けることから段階的に慣れてもらいます
むし歯治療・予防処置すべて保険適用
フッ素塗布・シーラント・TBIも保険で対応しています
保護者の方も一緒に学べる
仕上げ磨きの方法・食事・生活習慣のアドバイスも丁寧にお伝えします
Features
小児歯科の特徴
0歳から始める歯科習慣
歯が1本も生えていない時期から口腔環境に慣れることが重要です。最初の乳歯が生える前後から歯科医院に慣れておくことで、将来の歯科恐怖症を防ぎ、一生涯の口腔健康の基盤をつくれます。
乳歯の健康が一生の歯を守る
乳歯は「どうせ生え変わる」と思われがちですが、永久歯の生える場所・向き・時期を誘導する重要な役割があります。乳歯の健康管理が、将来の歯並び・噛み合わせに直結します。
予防でほとんどのむし歯は防げる
フッ素塗布・シーラント・定期検診・正しいブラッシング習慣を組み合わせれば、子どものむし歯のほとんどは予防できます。「治療」より「予防」を中心にしたアプローチが小児歯科の本質です。
Growth
子どもの歯の発育・生え変わりの目安
子どもの歯は乳歯20本から永久歯32本(親知らずを除くと28本)へと移行します。この時期に適切なケアと受診習慣をつけることが大切です。
生後6〜8ヶ月頃に下の前歯が最初に生えてきます。1歳頃には上下4本ずつの前歯が生え揃う目安です。
2歳半〜3歳頃に乳歯20本が生え揃います。この時期にむし歯リスクが高まります。定期検診を始めましょう。
下の前歯から永久歯への生え変わりが始まります。同時期に第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてきます。
乳歯と永久歯が混在する時期。歯並び・噛み合わせの問題を発見しやすく、一期矯正を検討する時期です。
乳歯がすべて抜けて永久歯28本が揃います(親知らずを除く)。本格的な矯正を開始するタイミングです。
6歳臼歯(第一大臼歯)は特に注意が必要です。
6〜7歳頃に乳歯の奥に生えてくる「6歳臼歯」は永久歯の中で最も大きく、一生使い続ける大切な歯です。しかし生えたての時期は歯が柔らかくむし歯になりやすいため、シーラントとフッ素で早期保護をおすすめします。
Prevention
子どものむし歯予防
「予防」は「治療」より何倍も重要です。3つの予防処置を組み合わせることで、お子さまのむし歯を効果的に防ぎます。
フッ素塗布
保険適用高濃度フッ素ワニスを歯の表面に塗布します。フッ素はエナメル質と反応してフルオロアパタイトを形成し、酸に対する抵抗性を高めます。再石灰化(初期むし歯の自然修復)を促進する効果もあります。乳歯が生えたらすぐに開始でき、3〜6ヶ月に1回が推奨頻度です。
シーラント
保険適用奥歯の噛み合わせ面の溝を白いプラスチック(コンポジットレジン)で埋める予防処置です。歯を削らず・痛みもなく行えます。6歳臼歯・12歳臼歯が対象で、「生えてきたらすぐ」が最も効果的なタイミングです。フッ素と組み合わせると相乗効果があります。
歯磨き指導(TBI)
保険適用染め出し液で磨き残しを可視化し、どこが磨けていないかをお子さまと保護者の方に確認してもらいます。お子さまの年齢・歯並びに合わせた正しい磨き方・歯ブラシの選び方・フッ素歯磨き粉の量と使い方をご指導します。毎回の来院ごとに改善度をチェックします。
こんなサインがあったらご来院ください
Dental Fear
歯科が怖いお子さまへの対応(TSD法)
「歯医者は怖い」という印象を一度持ってしまうと、成人後も歯科受診を避けるようになってしまいます。当院では歯科恐怖症を防ぐための段階的なアプローチを行っています。
TSD法(Tell-Show-Do法)とは
TSD法は小児歯科で最もよく使われる行動管理技法で、以下の3ステップでお子さまを歯科治療に慣れさせていきます。
Tell(説明する)
これから何をするのかを、お子さまが理解できる言葉で優しく説明します。「今日は歯のお掃除道具を見てみようね」
Show(見せる)
実際に器具を見せ、触らせ、音を聞かせます。「これが歯を磨く小さなブラシ。ちょっと触ってみる?」
Do(行う)
説明し、見せた後に実際に処置を行います。ここまでの準備があることで、お子さまが安心して受け入れやすくなります。
FAQ
よくあるご質問
First Visit
初めてのお子さまの受診の流れ
ご予約・問診票の記入
Web予約またはお電話でご予約ください。初診の場合は保険証・医療証・母子健康手帳をお持ちください。来院後に問診票にお子さまの状況(気になること・既往歴・食習慣・仕上げ磨きの状況など)をご記入いただきます。
母子健康手帳をお持ちいただくとスムーズです
歯科医院に「慣れる」時間
初めてのお子さまはまず診療室の雰囲気に慣れることから始めます。チェアに座る・ライトを見る・器具を見せてもらう──これだけでOKです。「すごいね、上手に座れたね!」と褒めながら、歯医者=怖くない場所であることを体験してもらいます。
初回は「慣れるだけ」でも大歓迎です
口腔内の確認・むし歯チェック
慣れてきたらミラー(口腔内鏡)を使って歯の状態を確認します。むし歯の有無・歯ぐきの状態・生え変わりの状況を確認します。レントゲンが必要な場合は、怖くないよう説明してから行います。
無理に口を開けさせることはありません
歯磨き指導・フッ素塗布
染め出し液でプラーク(汚れ)を見える化し、歯科衛生士が歯磨き指導を行います。その後フッ素ジェルを歯の表面に塗布します。フッ素塗布後は30分間飲食を控えてもらいます。保護者の方には仕上げ磨きのポイントをお伝えします。
フッ素後30分は飲食を控えてください
ご説明・次回のご案内
診察の結果をわかりやすくご説明します。むし歯がある場合は治療計画をご提案します。次回の定期受診目安・自宅でのケアのポイントをお伝えして終了です。3〜4ヶ月に1回の定期受診をおすすめします。
3〜4ヶ月ごとの定期受診がおすすめです